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電験3種理論 平成15~令和4年下期 ダウンロード版

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電験3種理論 平成15~令和4年下期 ダウンロード版 下期も自力で解き調査の上解説を書きました。今回もいくつか悩む問がありました。 問10は単純なRL直列回路かと思いきや、それは的外れです。t=0の状態がどうなっているのかが分からないと話が始まりません。コンデンサが1Vで充電されているので、スイッチSを閉じると右側はコンデンサが放電をするのです。左側は通常のRL直列回路の過渡現象ですね。二つの式を書き合計するとちゃんと1Aになります。最初何の話なのか分からず悩みましたが、結局RLC直列回路の過渡現象が最終的にどうなるのかが分かっていることがスタート地点なのですね。この問は正答率低そうです。 問9では電流も電圧もインピーダンスも電力も全部複素数で計算するというのが当たり前になっていると目新しいことは何もないのですが、直流のように計算するわけではないから、慣れていないと難しく感じるでしょう。複素電力も実部が有効電力、虚部が無効電力ですね。覚えることは大してなくてガリガリ複素数の計算をするだけなんですが、よくわかっていない人ほど細かい公式の暗記に走ってしまいます。 問18では直流分と信号分の等価回路の書き方を解説しています。エミッタ接地の場合、入力を正とすると出力は負になります。これは出力電圧の位相が反転することを意味しています。直流分も信号分も5kΩの抵抗の電圧降下を計算しているのです。交流分では電源電圧は0Vとするから、出力電圧は負の値となります。 平成15~平成22年はB問題の解説しかありません。平成23年以降は全ての問の解説があります。本書で平成中ごろのような古臭い問を解いて試験範囲が自分でわかるようになるとよいです。アウトプットの訓練にもちょうど良いです。 これはダウンロード版です。手書きの文書を順にスキャンしA4サイズのpdfにまとめたものです。各自ダウンロードしてください。300枚以上あるので印刷には向きません。タブレットやスマホで閲覧することを想定してください。 購入者特典として、平成11年~平成20年の問題と答えが付属します。平成21年以降の問題と解答は「電気技術者試験センター(電験を主催している財団法人)」で公開されていますので、私は送信しません。各自閲覧してください。

電験3種理論 平成15~令和4年下期 ダウンロード版 下期も自力で解き調査の上解説を書きました。今回もいくつか悩む問がありました。 問10は単純なRL直列回路かと思いきや、それは的外れです。t=0の状態がどうなっているのかが分からないと話が始まりません。コンデンサが1Vで充電されているので、スイッチSを閉じると右側はコンデンサが放電をするのです。左側は通常のRL直列回路の過渡現象ですね。二つの式を書き合計するとちゃんと1Aになります。最初何の話なのか分からず悩みましたが、結局RLC直列回路の過渡現象が最終的にどうなるのかが分かっていることがスタート地点なのですね。この問は正答率低そうです。 問9では電流も電圧もインピーダンスも電力も全部複素数で計算するというのが当たり前になっていると目新しいことは何もないのですが、直流のように計算するわけではないから、慣れていないと難しく感じるでしょう。複素電力も実部が有効電力、虚部が無効電力ですね。覚えることは大してなくてガリガリ複素数の計算をするだけなんですが、よくわかっていない人ほど細かい公式の暗記に走ってしまいます。 問18では直流分と信号分の等価回路の書き方を解説しています。エミッタ接地の場合、入力を正とすると出力は負になります。これは出力電圧の位相が反転することを意味しています。直流分も信号分も5kΩの抵抗の電圧降下を計算しているのです。交流分では電源電圧は0Vとするから、出力電圧は負の値となります。 平成15~平成22年はB問題の解説しかありません。平成23年以降は全ての問の解説があります。本書で平成中ごろのような古臭い問を解いて試験範囲が自分でわかるようになるとよいです。アウトプットの訓練にもちょうど良いです。 これはダウンロード版です。手書きの文書を順にスキャンしA4サイズのpdfにまとめたものです。各自ダウンロードしてください。300枚以上あるので印刷には向きません。タブレットやスマホで閲覧することを想定してください。 購入者特典として、平成11年~平成20年の問題と答えが付属します。平成21年以降の問題と解答は「電気技術者試験センター(電験を主催している財団法人)」で公開されていますので、私は送信しません。各自閲覧してください。